蓉子は一等明るい、日向のテーブルに茜を通した。 「この席、実は茜ちゃんの為に、取っておいたの。マークには内緒よ」人差し指を口元へ当ててみせる。 「ゆっくりしていってね。ーねえ、本の虫はだんだん減ってしまっているでしょう、何だかこの頃、わたし…
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